障がい学生支援について

Challenge to New Normal

本学では、コロナ禍においても学生の学びを止めないよう、オンラインを活用しています。
オンライン授業はもちろん、ソーシャルディスタンスが必要となる対面授業も、
障がい学生に配慮したサポート体制で実施しました。
  • 聴覚障がい学生へのサポート(対面授業)

    聴覚に障がいのある学生の対面授業のサポートにおいて、ソーシャルディスタンスを確保するため、離れた場所でも障がい学生がサポート学生のノートを確認できるように書画カメラを使用する等、サポート方法を工夫しました。対面授業でスムーズに学ぶことができるよう、各学生の障がいの特徴や状況に適した配慮・支援を提供しています。

  • 聴覚障がい学生へのサポート(ネット配信授業)

    ZoomやTeamsで展開する双方向授業において、サポート学生が授業を聴講しながらPC通訳を行ったり、オンデマンドの音声入り授業資料の文字起こしを行ったりするなど、ネット配信授業においても支援する学生の障がいの特徴や状況に適した配慮・支援を提供しています。

  • 視覚障がい学生へのサポート(ネット配信授業)

    ネット配信授業においても、対面授業と同様に紙媒体の資料について、点字や音声化するためのテキスト校正を行いました。この作業によって視覚に障がいのある学生の情報保障にもつなげることができ、ネット配信授業においても支援を受ける学生の障がいの特徴や状況に適した配慮・支援を提供しています。

  • 上肢障がい学生へのサポート(ネット配信授業)

    握力が弱かったり、手作業に困難のある学生が、レポートの作成や情報検索等をする際に、サポート学生へ要望等をZoomで伝え、サポート学生が代理でタイピングするサポートを行いました。正課の授業に準ずる学習活動においても、新しい支援の形を模索しつつ、学生が相互にコミュニケ―ションを図りながら提供しています。

  • サポート学生の育成

    障がい学生を支援するサポート学生に対し、サポート内容種別に応じた勉強会を定期的に開催しています。これまでは対面で実施していましたが、オンラインで開催することで新しい支援の形にも対応できるスキルを自宅で身につけられるようにしています。多様な学生が様々な形で集い、学ぶことができるようなダイバーシティ尊重の意識に充ちたキャンパス環境の実現に努めています。

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